「新しいカード」とカードの領域:効果が消える瞬間
同じカードでも、領域が変わると別カードとして扱われる
BT25-080「ウィッチモン」やBT25-083「レディーデビモン」を使うとき、「手札を破棄して同じカードを戻す」「進化元から破棄したオプションを使用する」など、同じカードが領域を移動する場面が頻発します。総合ルール3-1-3-1「新しいカード」と15-4-4-3「発揮待ち効果」を理解すると、効果が発揮できる/できないの判定が一気に明確になります。
「新しいカード」とは何か(3-1-3-1)
総合ルール 3-1-3-1:
「新しいカードは、元の場所にあったカードとは別のカードとして扱われ、元のカードの状況や状態を一切引き継ぎません。」(参照:3-1-3-1-2)
つまり、カードがある領域を離れて別の領域に移動した場合、移動後のカードは「新しいカード」として扱われ、移動前にそのカードに紐づいていた発揮待ちの効果や状態は引き継がれません。
「新しいカードは、元の場所にあったカードとは別のカードとして扱われ、元のカードの状況や状態を一切引き継ぎません。」(参照:3-1-3-1-2)
つまり、カードがある領域を離れて別の領域に移動した場合、移動後のカードは「新しいカード」として扱われ、移動前にそのカードに紐づいていた発揮待ちの効果や状態は引き継がれません。
発揮待ち効果が消える条件(15-4-4-3)
総合ルール 15-4-4-3:
「発揮待ちの効果を持つカードが、発揮する前に新しいカードになった場合、その効果を発揮することはできません。(例:登場によって誘発した【登場時】効果が、発揮する前にバトルエリアから離れた場合、その効果を発揮することはできません)」
つまり、誘発はしたが解決前のカードが領域を移動して「新しいカード」になった瞬間、誘発済みの効果は発揮できなくなります。
「発揮待ちの効果を持つカードが、発揮する前に新しいカードになった場合、その効果を発揮することはできません。(例:登場によって誘発した【登場時】効果が、発揮する前にバトルエリアから離れた場合、その効果を発揮することはできません)」
つまり、誘発はしたが解決前のカードが領域を移動して「新しいカード」になった瞬間、誘発済みの効果は発揮できなくなります。
実例①:破棄→手札に戻したカードの「破棄されたとき」効果は発揮しない(BT25-080 Q6383)
実例②:手札に戻したあとに別の効果は誘発できる(BT25-080 Q6384)
BT25-080 Q6384は逆のケースです。
■ ウィッチモンの効果で手札を破棄し、そのカードを手札に戻した
■ そのあとに、「自分の手札を破棄したとき」効果は発揮できますか? → **発揮できる**
理由:「自分の手札を破棄したとき」は、破棄された瞬間に既に誘発条件を満たして誘発しているため、その後のカード移動とは関係なく発揮できる。
■ 典拠:15-5-3(誘発条件は、その効果が誘発できる場所に置かれたと同時に、その条件を満たした場合に誘発)
■ 典拠:15-8-3-1(誘発型効果は誘発条件を満たすと必ず一度誘発してから、効果を発揮)
Q6383とQ6384の違い:Q6383は「破棄された側のカード自身の効果」、Q6384は「破棄したことを誘発条件にする別カードの効果」(例:BT25-080 ウィッチモン自身の進化元効果など)。前者は自分の領域変動が直撃するが、後者は領域変動を受けない。
■ ウィッチモンの効果で手札を破棄し、そのカードを手札に戻した
■ そのあとに、「自分の手札を破棄したとき」効果は発揮できますか? → **発揮できる**
理由:「自分の手札を破棄したとき」は、破棄された瞬間に既に誘発条件を満たして誘発しているため、その後のカード移動とは関係なく発揮できる。
■ 典拠:15-5-3(誘発条件は、その効果が誘発できる場所に置かれたと同時に、その条件を満たした場合に誘発)
■ 典拠:15-8-3-1(誘発型効果は誘発条件を満たすと必ず一度誘発してから、効果を発揮)
Q6383とQ6384の違い:Q6383は「破棄された側のカード自身の効果」、Q6384は「破棄したことを誘発条件にする別カードの効果」(例:BT25-080 ウィッチモン自身の進化元効果など)。前者は自分の領域変動が直撃するが、後者は領域変動を受けない。
実例③:使用したオプションを進化元に置いた場合(BT25-083 Q6395・Q6396)
BT25-083「レディーデビモン」の【進化時】【アタック時】効果:「自分のデジモンの進化元から、オプションカード1枚を破棄することで、自分のトラッシュから、特徴「三銃士」を持つオプションカード1枚を支払うコスト-3で使用できる。」
■ Q6395:進化元から破棄したオプションカードをそのまま使用することは**可能**(典拠:15-1-2 効果はテキストに記述されている順で処理/4-15-1 破棄=トラッシュに置く/3-6-1 破棄されたカードを置く領域)
■ Q6396:使用したそのオプションカードが【メイン】効果でデジモンの進化元に置かれた場合、そのカードの「進化元から効果で破棄されたとき」効果は**発揮できない**(典拠:3-1-3-1 新しいカード/15-4-4-3 発揮待ち効果が新しいカードになると発揮できない)
進化元→使用中(領域なし)→進化元 と動くため、カードはその都度「新しいカード」になり、初回の「進化元から破棄されたとき」効果は失われています。
■ Q6395:進化元から破棄したオプションカードをそのまま使用することは**可能**(典拠:15-1-2 効果はテキストに記述されている順で処理/4-15-1 破棄=トラッシュに置く/3-6-1 破棄されたカードを置く領域)
■ Q6396:使用したそのオプションカードが【メイン】効果でデジモンの進化元に置かれた場合、そのカードの「進化元から効果で破棄されたとき」効果は**発揮できない**(典拠:3-1-3-1 新しいカード/15-4-4-3 発揮待ち効果が新しいカードになると発揮できない)
進化元→使用中(領域なし)→進化元 と動くため、カードはその都度「新しいカード」になり、初回の「進化元から破棄されたとき」効果は失われています。
判定の手順と該当条文
迷ったらこの順で判別:
① そのカードは効果中に領域を移動したか?
② 移動したなら、移動後のカードは「新しいカード」として扱われる(3-1-3-1)
③ 移動前に誘発済みの効果があれば、それは発揮できなくなる(15-4-4-3)
④ 「破棄したこと」「離れたこと」を別カードが誘発条件にしている場合は、そのカード自身の領域変動とは無関係に誘発する(15-5-3)
該当条文:
・3-1-3-1〜2(新しいカード)
・15-4-4-3(発揮待ち効果が新しいカードになると発揮できない)
・15-5-3(誘発条件のタイミング)
・15-8-3-1(誘発型効果のルール)
・4-15-1(破棄の定義)/3-6-1(トラッシュ)
① そのカードは効果中に領域を移動したか?
② 移動したなら、移動後のカードは「新しいカード」として扱われる(3-1-3-1)
③ 移動前に誘発済みの効果があれば、それは発揮できなくなる(15-4-4-3)
④ 「破棄したこと」「離れたこと」を別カードが誘発条件にしている場合は、そのカード自身の領域変動とは無関係に誘発する(15-5-3)
該当条文:
・3-1-3-1〜2(新しいカード)
・15-4-4-3(発揮待ち効果が新しいカードになると発揮できない)
・15-5-3(誘発条件のタイミング)
・15-8-3-1(誘発型効果のルール)
・4-15-1(破棄の定義)/3-6-1(トラッシュ)
ポイント 「自分自身の領域が変わると発揮待ち効果は消える」(自カード)と「別カードの誘発は領域変動の影響を受けない」(他カード)を分けて考えるのが整理の手がかり。同じ「破棄したとき」効果でも、誰の効果なのかで結論が変わる。
