デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
BT10-086

オープンされたカード・確認中のカードの扱い

「公開」「オープン」「裏向き」を公式条文で整理する

BT10-086「オメガモンX抗体」のように相手のセキュリティを全てオープンする効果や、デッキ上から数枚オープンする効果があります。オープンされたカードや、表向きでセキュリティに置かれたカード、確認中のカードの扱いは、領域とオープン状態の組み合わせで決まります。総合ルール3章・4-6章を起点に整理します。

「公開情報」と「非公開情報」の基本

総合ルール 4.0 では、領域とカードの状態によって「公開情報」「非公開情報」が決められています。
■ デッキ(3-2-2)/デジタマデッキ(3-3-2)/セキュリティ(3-7-2)は非公開領域。原則として裏向きに重ねて置かれる
■ 各場所のカードの**枚数は公開情報**(3-1-3-2
■ セキュリティに**表向き**のカードが置かれた場合、そのカードは公開情報となる(3-7-4
■ 進化元の**裏向き**のカードは情報を持たないカードとして扱い、カードの情報を参照できない(4-6-9

「オープン」「公開」は、これらのルールに基づくものです。

デッキ上からオープンするときの扱い

「自分のデッキの上から4枚オープンする」(例:BT6-060「リボルモン」の【登場時】効果)のような効果は、デッキの上のカード数枚を公開して見せる行為です。
■ オープンされたカードは、その効果による処理(手札に加える/破棄する/戻す等)が解決するまで、デッキ上でオープン状態
■ オープンされたカードが破棄された場合、それはトラッシュに置かれる
■ 処理が解決した時点で、残ったカードは指定された処理(破棄/デッキの下に戻す等)に従う

セキュリティのオープン:BT10-086 オメガモンX抗体(Q2010)

BT10-086「オメガモンX抗体」の【進化時】【アタック時】効果:「進化元の「X抗体」かLv.6のカード1枚をデッキの下に戻すことで、相手のセキュリティを全てオープンし、その中の1枚を破棄する。残りは相手のセキュリティに裏向きで置く。」

Q2010:相手のオメガモンX抗体の効果で自分のセキュリティがオープンされ、そのうちの1枚が破棄された場合、「セキュリティが減ったとき」誘発(例:BT4-097 八神ヒカリの効果)は発揮できます。
■ 「デッキやセキュリティからオープンしたカードが破棄されたとき、デッキやセキュリティからカードが破棄されたとはみなさない」(公式回答)
■ しかし、「枚数が減ったとはみなされる」ため、「セキュリティが減ったとき」の誘発条件は満たされる

ポイント:「オープンしたカードが破棄された=そのカードがセキュリティから破棄された」ではない、という公式の整理。

表向きのカードがセキュリティにあるとき

BT25-034「エンジェモン」やST22-10「金剛界曼荼羅」のように、自身の効果や別効果でセキュリティに**表向き**で置かれることがあります。
■ 表向きのカードは公開情報(3-7-4
■ {セキュリティ}効果(15-14-5-1)は、表向きで置かれている間、誘発および発揮できる
■ 詳細は別記事「セキュリティ周り3用語の整理」も参照

注意:「オープン」と「表向きで置かれる」は別の概念です。「オープン」は一時的に公開する処理、「表向きで置かれる」はその状態が継続する状態を指します。

「確認」と「オープン」の違い

効果文には「確認する」と「オープンする」の2種類があります。
■ 「確認する」:そのプレイヤーだけが内容を見る(相手には見せない)
■ 「オープンする」:両プレイヤーに公開する

例:ST14-12「犬猿の凶弾」のような≪ディレイ≫を持つカードは、置く時点で「**置く**」と書かれており、表向きでバトルエリアに置かれます(公開情報)。「【メイン】≪ディレイ≫(置いた次のターン以降にこのカードを破棄することで、効果を発揮する)」と効果文に明記されています。
■ ≪ディレイ≫として置かれているカードは、表向きでバトルエリアに存在する公開情報
■ そのカードがバトルエリアにある間、「オプションカード」として参照される

総合ルール 4.0 該当箇所

3-1-3-2(枚数は公開情報)
3-7-2(セキュリティは非公開領域)
3-7-4(セキュリティに表向きで置かれたカードは公開情報)
4-6-9(裏向きで重ねられているカードは情報を持たない)
4-6-10(裏向きのカードは持ち主のみ内容を見られる)
15-14-5-1({セキュリティ}効果)

判定の手順:
① そのカードはどの領域にあるか
② 表向きか裏向きか
③ オープンされた瞬間か、表向きで置かれている状態か
④ 「枚数が減ったとき」のような誘発条件は、オープン中の破棄でも拾うか(Q2010:拾う)
ポイント 「オープン」(一時公開)と「表向きで置かれる」(継続状態)は別物。さらに「オープン中のカードが破棄=そのカードが領域から破棄」ではないが、「枚数が減った」は成立する(Q2010)。効果文の動詞を「オープン/確認/公開/表向き」のどれか正確に読み分けるのが鍵。

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