デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
BT15-037

「セキュリティから破棄されたとき」効果と、セキュリティから登場した時の挙動

「直接破棄」と「オープン後破棄」を区別する

BT15-037「テイルモン」やBT15-084「八神ヒカリ」の「このカードがセキュリティから破棄されたとき」効果は、セキュリティから直接破棄された場合のみ発揮されます。一方、「自分のセキュリティが減ったとき」効果は、セキュリティから登場した場面でも誘発します。一見似ているこの2つの誘発条件の違いを整理します。

「セキュリティから破棄されたとき」=直接破棄のみ(BT15-037 Q2518 / BT15-084 Q2583)

BT15-037「テイルモン」の「効果でこのカードがセキュリティから破棄されたとき、このカードをコストを支払わずに登場できる」効果は、セキュリティから**直接**破棄された場合のみ発揮されます。
Q2518:セキュリティからオープンや確認されているカードが、その状態から破棄されたときには、発揮できない(公式回答)
Q2583BT15-084「八神ヒカリ」も同じ挙動

理由:「セキュリティから破棄された」とは、セキュリティに置かれている状態から直接、トラッシュに置かれることを指します。一度オープンされたり、確認されたりした後の破棄は、「セキュリティから直接破棄」と扱われません。

別記事「オープンされたカード・確認中のカードの扱い」との繋がり

関連するQ2010(オメガモンX抗体の効果でオープンされた相手のセキュリティが破棄された場合)では、「枚数が減った」とは扱われるが「セキュリティから破棄された」とは扱われない、と整理されています。
■ つまり、オープンされたカードが破棄されたとき:
・「セキュリティから破棄されたとき」誘発は発揮されない(Q2518Q2583
・「セキュリティが減ったとき」誘発は発揮される(Q2010)
■ この2種類の誘発条件は、似た文言でも別の条件として区別されている

詳細は別記事「オープンされたカード・確認中のカードの扱い」を参照。

セキュリティから登場した場合は「セキュリティが減ったとき」が誘発(BT15-037 Q2519 / BT15-084 Q6240)

BT15-037「テイルモン」やBT15-084「八神ヒカリ」の「自分のセキュリティが減ったとき」効果は、別の効果でセキュリティからこのカードが登場したときにも誘発します。
Q2519:他の効果で、セキュリティからこのカードが登場したとき、このカードの「自分のセキュリティが減ったとき」効果は発揮できる
Q6240BT15-084「八神ヒカリ」も同じ挙動

理由:「セキュリティから直接登場した場合、セキュリティが減るのと同時に登場したため、『自分のセキュリティが減ったとき』効果が誘発する」(公式回答)。

つまり、セキュリティから直接登場 = セキュリティが減る = 同時に登場 = 「セキュリティが減ったとき」誘発条件を満たす、という整理です。

実戦での読み分けのコツ

誘発条件の正確な読み分け:
■ 「このカードがセキュリティから破棄されたとき」 → セキュリティから**直接**トラッシュに置かれた場合のみ
■ 「セキュリティから登場したとき」 → セキュリティから直接バトルエリアに登場した場合
■ 「自分のセキュリティが減ったとき」 → 上記いずれの場合も含む。さらにオープン→破棄でも誘発する

カード効果文の「セキュリティから」「セキュリティが減った」の2語をそれぞれ別の誘発条件として読み分けるのが整理の手がかりです。

総合ルール 4.0 該当箇所

3-7-2(セキュリティは非公開領域)
3-7-4(表向きで置かれたカードは公開情報)
15-5-3(誘発条件は、その効果が誘発できる場所に置かれたと同時に条件を満たした場合に誘発)
15-8-3-1(誘発型効果の処理)
4-15-1(破棄=トラッシュに置く)

判定の手順:
① 「セキュリティから破棄された」誘発条件か、「セキュリティが減った」誘発条件か
② 直接破棄か、オープン後の破棄か
③ セキュリティから登場した場合、「セキュリティが減ったとき」誘発も拾う
ポイント 「セキュリティから破棄されたとき」は直接破棄のみ、「セキュリティが減ったとき」はオープン中の破棄も含む。さらに、セキュリティから登場した場合は「セキュリティが減ったとき」も同時誘発する。誘発条件の主語と動詞を正確に読み分けるのが整理の手がかり。

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