デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
BT16-089

「次の相手のターン終了時」と「相手のターン終了時」は別物:消滅するのは何回?

「次の」が付くと一度だけ、付かないと毎回消滅する

BT16-089「アルケニモン&マミーモン」やEX3-069「四大竜の試練」のように「次の相手のターン終了時、消滅させる」効果と、BT23-017「ベタモン」進化元やEX11-022「カラクルモン」の「ターン終了時、消滅させる」効果は、効果文の一語の違いで挙動が真逆になります。総合ルール18-1(保留処理)を起点に整理します。

違いを決めるのは「次の」の一語

カード効果文を見比べると、消滅させる効果には大きく2パターンあります。
■ Aパターン:「**次の**相手のターン終了時、そのデジモンを消滅させる」(BT16-089EX3-069
■ Bパターン:「相手のターン終了時、そのデジモンを消滅させる」「ターン終了時、この効果で登場したデジモンを消滅させる」(BT23-017EX11-022

Aは「次の1回限り」、Bは「条件を満たすたびに毎回」。一見似た文言でも、「**次の**」の有無で挙動が真逆になります。

Aパターン:「次の相手のターン終了時」=一度だけ消滅(BT16-089 Q5534・EX3-069 Q5722)

BT16-089「アルケニモン&マミーモン」の【消滅時】効果で登場したデジモンには、「次の相手のターン終了時、そのデジモンを消滅させる」という効果がついています。
■ 一度目の「相手のターン終了時」になったときのみ消滅させる処理が発生する
■ もしその一度目で他の効果で消滅しなかった場合、二度目以降の「相手のターン終了時」になっても、そのデジモンは消滅しない(Q5534Q5722
■ 典拠:18-1-1「保留処理」── 「次の」が指定する1回のタイミングだけが処理対象になる

EX3-069「四大竜の試練」の≪ディレイ≫効果で登場したデジモンも同じ挙動。さらに「Lv.7に進化できず」の制限も、一度目の終了時を消滅せずに乗り越えた後もLv.7進化制限は残り続けます(Q5722)。

Bパターン:「ターン終了時」=条件を満たすたびに消滅(BT23-017 Q5561・EX11-022 Q5809)

BT23-017「ベタモン」進化元効果で登場したデジモン、およびEX11-022「カラクルモン」の【登場時】【進化時】効果で登場したデジモンには、「ターン終了時、消滅させる」という効果がついています(「次の」が無い)。
■ ターン終了時になったたびに、消滅する処理が発生する
■ 一度目で他の効果で消滅しなかった場合でも、次のターン終了時になったらまた消滅する処理が発生する(Q5561Q5809
BT23-017のように「以降も進化できないままですか?」と聞かれた場合、その制限も解除されない(Q5561
■ 典拠:18-1-1「保留処理」── 「次の」のような限定がないため、条件を満たすたびに発動する保留処理として扱われる

「保留処理」とは何か(18-1-1の解説)

総合ルール 18-1-1
「『保留処理』とは、ルールや効果によって、処理が保留することを指します。保留した処理は、そのルールや効果で決められたタイミングになった時点で誘発した効果と同様に処理します。」

例として公式は「【アタック時】メモリーを+3する。このターン終了時、メモリーを-3する」を挙げており、「このターン終了時、メモリー-3する」がターン終了時になった時点で誘発と同様に処理される保留処理として扱われます。
「次の相手のターン終了時」と「相手のターン終了時」の挙動の違いは、この**保留処理の対象タイミングが何回分か**という違いに帰着します。

実戦での読み分けのコツ

効果文を読むときは、「終了時、〜消滅させる」の前に**「次の」「次の相手の」**といった限定語があるかを必ず確認します。
■ 「次の」あり → 1回限り。一度生き残れば以降は安全
■ 「次の」なし → 生き残っても次のターン終了時にまた消滅判定が来る

特に「効果で登場したデジモンを継続的にデッキ・盤面に残したい」プレイの場合、「次の」がない効果のカードを意図的に選ぶか、消滅させない手段を毎ターン用意し続ける必要があります。

総合ルール 4.0 該当箇所

18-1-1(保留処理の定義)
15-16-12-1(【自分のターン終了時】効果)
15-16-12-2(【相手のターン終了時】効果)
15-16-12(【お互いのターン終了時】効果)
ポイント 「次の」の一語があるかどうかで、一度きりか毎回かが真逆になる。BT16-089/EX3-069は1回限り、BT23-017/EX11-022は毎回。プレイ前に効果文を必ず読み分けるのが整理のコツ。

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