デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
BT17-087

デジモンの効果かテイマーの効果か:「デジモンとして扱う」の正体

情報追加効果でデジモン扱いになったテイマーの効果はどちらか

BT17-087「大門大」の【登場時】効果「自分の「大門大」1体はデジモン・DPX000としても扱い」のように、テイマーをデジモンとしても扱う効果があります。この状態でテイマーが効果を発揮した場合、それは「デジモンの効果」なのか「テイマーの効果」なのか?総合ルール15-12-1(情報追加効果)が答えを決めます。

効果は「主体」で分類される(15-2-1)

基本となる2条文:
15-2-1-1:デジモンカード・デジモン・セキュリティデジモンが発揮した効果は「デジモンの効果」になる
15-2-1-2:テイマーカード・テイマーが発揮した効果は「テイマーの効果」になる

通常、テイマーが発揮した効果は「テイマーの効果」、デジモンが発揮した効果は「デジモンの効果」。シンプルです。

情報追加効果でデジモン扱いになったテイマーの効果(15-12-1-6)

BT17-087「大門大」の【登場時】効果は「相手のターン終了まで、自分の「大門大」1体はデジモン・DP3000としても扱い、進化できず、≪ブロッカー≫を得る」。
このように「デジモンとしても扱う」効果は**情報追加効果**(15-12-1-1)と呼ばれ、カードに情報を追加します。
このとき、総合ルール15-12-1-6
「情報追加効果によって、デジモン及びテイマーの扱いが追加された場合、発揮した効果はデジモン・テイマーどちらも含む効果となります。」

つまり、デジモン扱いされたテイマーが効果を発揮した場合、その効果は「デジモンの効果」と「テイマーの効果」の**両方を含む**効果として処理されます。

実例①:「テイマーの効果以外でメモリーをプラスできない」を回避できる(BT17-087 Q6011)

Q6011:相手の「相手はテイマーの効果以外でメモリーをプラスできない」効果が発揮されているとき、デジモンとして扱われている自分のテイマーの効果でメモリーをプラスできますか? → **できる**

理由:両扱いの効果は「テイマーの効果」も含むため、相手の制限効果(「テイマーの効果以外でメモリーをプラスできない」)に引っかからない。デジモンとしての扱いを得ても、テイマーとしての扱いは失われていません。

実例②:「デジモンの効果を受けない」相手にも当てられる(BT17-087 Q6012)

Q6012:相手の「デジモンの効果を受けない」カードを、デジモンとして扱われているテイマーの効果で選んだ場合、選ばれた相手のデジモンは効果の影響を受けますか? → **受けない**

理由:両扱いの効果は「デジモンの効果」も含むため、「デジモンの効果を受けない」相手には影響を及ぼせない。
■ もしテイマーとしての扱いだけだったら、「デジモンの効果を受けない」は通り抜けられたはずだが、デジモン扱いも追加されているため両方の制約を受ける
■ 「両方を含む」は、メリット(Q6011:制限を回避)にもデメリット(Q6012:相手の防御に阻まれる)にもなる

判定の手順と該当条文

迷ったらこの順で判別:
① そのカードはデジモンか、テイマーか、両扱いか
② 効果を発揮した主体に基づいて「デジモンの効果」「テイマーの効果」を判定(15-2-1-115-2-1-2
③ 情報追加効果で両扱いになっている場合、発揮した効果は両方を含む(15-12-1-6
④ 「○○の効果以外で〜できない」「○○の効果を受けない」などの制限効果との突合
- 両扱いなら、両方の効果として扱われるため、それぞれの制限が同時にかかる

該当条文:
15-2-1-1(デジモンの効果)/15-2-1-2(テイマーの効果)
15-12-1-115-12-1-6(情報追加効果)
15-15-5(効果を受けないカード、別記事「効果を受けないデジモンへの処理」も参照)
ポイント 情報追加効果で「デジモン・DPX000としても扱う」テイマーは、効果を発揮するとき「デジモンの効果」と「テイマーの効果」の両方を含む(15-12-1-6)。これは便利な面(テイマー専用枠の制限を回避)と不便な面(デジモンの効果を受けない相手に当たらない)の両方を持つ。

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