デジモンカードゲーム 裁定クイズ
注目裁定
BT25-058

【お互いのターン】効果は必ず処理するのか:強制と任意の見分け方

「その後」の前後で強制/任意が分かれる

BT25-058「カリスモン」やBT25-077「バッカスモン」のように【お互いのターン】効果が誘発したとき、「全部処理しなければいけないのか/一部だけ処理してよいのか」という質問が頻出します。総合ルール15-1-5・15-9-1・15-9-2に基づき、強制処理と任意処理の見分け方を整理します。

基本原則:任意でない効果は可能な限り実行

総合ルール 15-1-5
「任意でない効果は、可能な限り実行します。」

つまり、誘発条件を満たして発揮された効果のうち、「強制処理」として書かれている部分は、プレイヤーが実行する/しないを選ぶことはできません。
一方、「任意処理」として書かれている部分は、プレイヤーが処理するか選択できます。

強制処理と任意処理を見分ける(15-9-1・15-9-2)

効果文の語尾で見分けます。
■ 「〜する。」「〜消滅させる。」「〜置く。」など断定形 → **強制処理**(15-9-1-2:必ずその内容を実行することを選択)
■ 「〜できる。」「〜できる。」のように「できる」が付く語尾 → **任意処理**(15-9-2-2:その内容を実行させるか選択できる)

つまり同じ効果の中でも「強制」と「任意」が混在し、語尾を1つずつ確認するのが正解です。

実例①:強制と任意が同居(BT25-058 Q6347)

BT25-058「カリスモン」の【お互いのターン】効果:「デジモンが効果で登場/進化したとき、相手のデジモン1体を≪退化1≫。その後、このデジモンと相手のデジモン1体でバトルできる。」

Q6347 の論点:
■ 「相手のデジモン1体を≪退化1≫」(断定形)→ **強制処理**。誘発した以上、必ず処理する
■ 「その後、このデジモンと相手のデジモン1体でバトル**できる**」(「できる」付き)→ **任意処理**。処理するか選べる

つまり、「退化はやらされるが、バトルはやらなくていい」という2段階の処理になります。

実例②:「その後」以降も強制になるパターン(BT25-077 Q6378)

BT25-077「バッカスモン」の【お互いのターン】効果:「デジモンが登場/進化したとき、デジモン1体をレストできる。その後、効果で登場/進化していたなら、最もDPの低い相手のデジモン1体を消滅させる。」

Q6378 の論点:
■ 「デジモン1体をレストできる」(「できる」付き)→ 任意処理
■ 「その後、効果で登場/進化していたなら、最もDPの低い相手のデジモン1体を消滅させる」(断定形)→ **強制処理**

このため、「効果で登場か進化した場合は、必ず相手のデジモンを消滅させる」必要があります(発揮しないことは選べない)。
■ 典拠:15-1-5(任意でない効果は可能な限り実行)・15-9-1-2(強制処理は実行を選択する)・15-6-1(処理条件「〜なら」がある効果は条件を満たす場合に実行)

【お互いのターン】効果のタイミングと回数制限

【お互いのターン】効果のもう一つの重要ポイントは「タイミングの広さ」。
■ 自分のターン中も、相手のターン中も誘発する(典拠:15-16-9【お互いのターン】)
■ [ターンに1回]制限がついている場合、自分のターンと相手のターンで合計1回ではなく、**各ターン1回ずつ**発揮できる(典拠:15-14-1-1
■ つまり、ターンの境界をまたぐと回数がリセットされる

BT25-058も【お互いのターン】[ターン1回]なので、自分のターン中に1回・相手のターン中にも1回、計2回まで発揮できます。

総合ルール 4.0 該当箇所

15-1-5(任意でない効果は可能な限り実行)
15-9-1-1〜2(強制処理)
15-9-2-1〜2(任意処理)
15-6-1(処理条件「〜なら」「〜の間」)
15-16-9(【お互いのターン】効果)
15-14-1-1([ターンに1回]の制限)
ポイント 【お互いのターン】効果が「全部やらなきゃいけないのか/一部はやらなくていいのか」は、効果文の語尾で決まる。「〜する。」は強制、「〜できる。」は任意。「その後」の前後で強制と任意が混在することも多いので、1つずつ語尾を確認するのが整理のコツ。

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